こんな疑問に答えます。
この記事では、
- 着る毛布「グルーニー」の失敗しないサイズ選びの考え方とその理由
- 着る毛布「グルーニー」の適切なサイズ選びの目安
を紹介します。
私は去年、着る毛布「グルーニー」を初めて買った時に、どのサイズにすればいいか非常に悩んだ記憶があります。結局選んだサイズは失敗だったと思っています。そして今年は別のサイズを買ってとても満足しています。
そんな経験もあって、サイズ選びの考え方や目安を具体的に提案できます。
着る毛布「グルーニー」を初めて買う人は是非ご覧ください。
1.裾が床につかないサイズを選ぶべし
着る毛布「グルーニー」は、立っている時に裾が床につかないサイズを選ぶべきです。
私は去年、グルーニーの1番大きなサイズ「レギュラー」を購入しました。足先を包むくらい裾が長い方が暖かくていいと思ったからです。
でも実際にレギュラーサイズのグルーニーを着て過ごすうちに「失敗したなぁ…もっと裾が短いサイズを選ぶべきだった…」と後悔するようになりました。
こちらがレギュラーサイズのグルーニーを着ている様子です。
身長178cmの私がグルーニーのレギュラーサイズを着ると、裾が完全に床についてしまいます。今ならこのサイズ感は間違いだと言い切れます。
以上の経験をふまえ、今年はグルーニーの真ん中のサイズ「ミドル」を購入しました。こちらがミドルサイズのグルーニーを着ている様子です。
裾が床から完全に離れています。このサイズ感が正解です。グルーニーを買う際は、裾が床につかないサイズを選びましょう。
2.裾が床につくほど長いとダメな理由
(1)動きづらい
裾が床につくほど長いと、とても動きづらいです。ちょっとした移動でも床に裾が引きずってしまい、うっとうしく感じます。
それに裾を踏んでしまうと転びそうになるので、常に気をつけながら歩く必要があります。
「移動する時はグルーニーを脱げばいいのでは?」
「移動する時は付属のベルトで裾丈を短く調整すればいいのでは?」
と思うかもしれませんが、実際に移動するたびに脱いだりベルトで調整するのは面倒くさいものです。
私も「裾丈はベルトで調整すればいいや」と思ってレギュラーサイズを購入したのですが、ベルトで調整したのは最初だけです。結局面倒になってベルトを取り外し、裾を引きずりながら移動してましたよ。
人って家の中でも意外と頻繁に移動するので、動きづらいのは非常にストレスが溜まります。
(2)ゴミが付着する
裾を床に引きずると、床に落ちてる毛やホコリ・ゴミが付着してしまいます。もはや人間ホウキ状態です。
気にならない人もいるかもしれませんが、私は嫌です。不衛生ですし、精神衛生上もよくありません。
それならこまめに洗濯すればいいと思うかもしれませんが、毛布を洗濯するのって結構な手間です。陰干ししないといけないので、乾くのに時間もかかりますし。
裾を引きずりさえしなければそうそう汚れるものではありませんし、洗濯の回数はなるべく少なくしたいものですね。
(3)結局は足先までカバーしきれない
体の中で1番寒さを感じるところといえば「足先」ですよね。冷え性の人は特に足先が冷たくなって辛いと思います。
そんな足先をカバーしようと裾丈の長いサイズを選んでしまいがちです。私はまさにそう考えてレギュラーサイズを購入しました。
でも実際に使ってみると、着る毛布だけでは足先までカバーしきれないことがわかります。
例えば椅子に座っている時。裾がずり上がって足先がスースーします。
ソファーに座る時も同様でしょう。寝転がってリラックスしている時も意外と足を動かすもので、裾がはだけてしまいます。結局は着る毛布だけでは足先をカバーしきれません。
そんなことになるなら、足先は別のものでカバーした方が確実です。ブランケットとか電気マットとかフワフワのルームシューズとか。
私は足元の保温対策として「ブランケット+電気マット+寝袋」を使用しました。去年の冬は暖房なしで乗りきりましたよ。
着る毛布を着て暖房なしで冬を乗りきる方法は下記の記事にまとめていますので、興味のある方はご覧ください。
3.グルーニーの適切なサイズ選びの目安
それでは、適切なサイズを選ぶための目安を提案したいと思います。
まずは床面から肩までの高さを測ってください。
そして下記の数式に当てはめて計算した答えが、床面に対する裾の長さになります。
- ショート:112cm-床面から肩までの高さ=床面に対する裾の長さ
- ミドル:137cm-床面から肩までの高さ=床面に対する裾の長さ
- レギュラー:157cm-床面から肩までの高さ=床面に対する裾の長さ
床面に対する裾の長さがでたら、次の基準でサイズを選びましょう。
- 床面に対する裾の長さが「-」の場合:そのサイズを選ぶ
- 床面に対する裾の長さが「+」の場合:ワンサイズ下を選ぶ
- 床面に対する裾の長さが「±0」の場合:ワンサイズ下を選ぶ(裾が短すぎるのが嫌ならそのサイズを選んでも良い)
例えば、私は床面から肩までの高さが151cmです。レギュラーサイズを着た場合、「157cm-151cm=6cm」です。床面より+6cm裾が長くなるのでワンサイズ下のミドルを選ぶのが適切ということです。
私がミドルサイズを着た場合は「137cm-151cm=-14cm」です。床面より-14cm高い位置に裾がくるので、そのままミドルサイズを選ぶのが適切です。
以上の計算式は、私が実際にレギュラーサイズとミドルサイズを着て算出したものなので、大きく外れていないと思います。
個人の体型や製品の個体差によって多少の誤差が生じるかもしれませんが、サイズ選びの目安として活用してみてください。
4.適切サイズのグルーニーで冬を乗りきろう!
着る毛布「グルーニー」は裾が床につかないサイズを選びましょう。裾が床につくほど長いと、動きづらいしゴミも付着します。
裾が短いと足先が寒いと思いますが、着る毛布ではなく別のブランケットなどでカバーした方が確実です。
紹介した目安を参考に適切サイズのグルーニーを買って、寒い冬を快適に乗りきりましょう!
以上、着る毛布「グルーニー」の失敗しないサイズの選び方…の紹介でした。
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