脱引きこもりのために一人暮らしをしてみよう!部屋や場所の選び方

私は10年間会社に勤めていましたが昨年仕事を辞めました。最近までは何もやる気にならず、ほぼ引きこもり状態でした。

部屋にずっといると漠然とした不安と焦りに襲われます。なんとか抜け出したい。どうすればいいかわからない。

でも生活環境のちょっとした変化で事態が好転しているののを最近感じています。

環境の変化で人は変わります。

そんな経験を元に「引きこもりを抜け出すための環境作り=一人暮らしの部屋や場所の選び方、具体的な過ごし方」を紹介します。

1.引きこもりから抜け出すには一人暮らしが最適

誰でも最初から引きこもりだったわけではありません。ちょっと嫌なことがあったとか些細なことがきっかけで引きこもりになってしまった、という人も多くいると思います。

誰にでも引きこもり状態になる可能性は充分あると思っています。

一度引きこもりになってしまうと、なかなか抜け出すのが難しいです。怖いから抜け出せないというよりも、何もやる気が起こらない・無気力になるから抜け出せないが正しいと思います。

引きこもりの人はこのままの状態で良いとは思っていないはずです。なんとか抜け出したいと。でも自分の意思に反して体は動きません。無気力状態だからです。

このような状態で自分を変えることはなかなか難しいと思います。それならまずは環境を変えてみましょう。そもそも無気力状態の原因は環境が大きいです。

環境を変えるには「一人暮らし」をするのが1番手っ取り早い。引きこもりから抜け出すには一人暮らしするのが最適と思う理由です。

一人暮らしのお金はどうするか

一人暮らしには当然お金が必要です。でも引きこもりの人には一人暮らしするだけのお金はないはずです。どうするか。

正直に親御さんに援助をお願いして下さい。

自分はなんとか引きこもり状態を脱したい。でもこのままではどうにもならない。環境を変えたい。と訴えて下さい。

もし、同じような境遇を持つ親御さんが見ていらっしゃったら、一人暮らしの生活費を援助してあげて下さい。月10万円は必要かもしれません。家計も厳しいと思います。でも引きこもり状態を抜け出すには環境を変えないと難しいんです。

一人暮らしの期限は2年間と決める

もし一人暮らしすることが決まったら、必ず期限を決めましょう。お互いに先が見えません。2年間にしてはどうでしょうか?

私も仕事を辞めて無職になり先が見えない状態で過ごしていましたが、期限を決めざるを得ない状況になり気持ちが変わりました。

私の実家は農業を営んでいます。両親も年老いてきており、誰かが後を継がなければいけません。

私には兄がいますが兄も無職です。かれこれもう10年になるでしょうか。親不孝者の兄弟です。(兄にも一人暮らしを勧めていますが実現には至っていません。)

でもここは私がなんとかするしかないと思っています。覚悟を決めました。早ければあと1年、遅くともあと2年以内に自分の基盤を固めて実家に帰り農業を継ぐ覚悟です。

期限が決まればあとは体が勝手に動きます。今は毎日頑張っています。

2.引きこもりが一人暮らしする時の「部屋」の選び方

一人暮らしすることが決まったら、まずはお部屋探しです。お部屋探しの条件には色々ありますが、必須条件は次のことだけだと思います。

(1)南向きの日当たり良好な部屋

引きこもりの人は何もやる気が起こらない無気力状態になっているはずです。無気力状態になる原因の一つは日当たりの明るさにあると思っています。

私は仕事を辞めて特に最初の半年はどこにも出かける気になりませんでした。出かけるとしたら2週間に1回食料を買い出しに行くくらい。あとはずっと部屋に引きこもって、寝たりネットしたりしていました。

当時の私はカーテンを締め切って暗い部屋の中で生活していたので、日中でも眠くなって寝ることが多かったです。その影響で夜になかなか寝付けず昼夜逆転の生活。

カーテンを締め切る→日当たりがなく暗い→日中に眠くなる→夜に寝れない→生活リズムが崩れる→無気力状態→引きこもる

というような流れになっていたと感じます。日中にカーテンを開けて光を浴びるようになってからは生活リズムが正常に戻りました。

なので引きこもりを抜け出すために一人暮らしする部屋は、南向きの日当たり良好な部屋であることが絶対条件です。この条件を第一優先で選びましょう。

大きな掃き出し窓が良い

ただの南向きの窓がある部屋ではいけません。例えば、窓が腰より上にある腰窓では開口部が限られるので思ったより明るくなりません。

窓の下端が床と同じ高さになっている掃き出し窓の部屋を選びましょう。掃き出し窓は大きければ大きいほど良いです。

ちなみに下の写真は私の部屋の窓です。とても大きな掃き出し窓で2m30cmの幅があります。日当たり抜群で気分が明るくなります。

掃き出し窓

周りに大きな建物があって日当たりが悪くないか現地確認

南向きの部屋で大きな掃き出し窓もあるし、日当たり良いだろうと安心してはいけません。

周りに日差しを遮るような大きな建物がないか、必ず現地確認しましょう。賃貸サイトの写真だけだと建物周辺の様子がわからず見落としがちです。

できれば自分で現地確認したいところですが、難しいかもしれません。家族に確認してもらうか、グーグルストリートビューで確認しましょう。

窓の外に人の視線が多くないか

引きこもりの人は誰にも会いたくないし、見られたくないという気持ちが強いと思います。それは部屋の中でも例外ではありません。

南向きで日当たりが良い部屋でも、外の人の視線が気になってカーテンを開けられないようでは意味がありません。

目の前に人通りのある道路があるとか、隣の家の中が見えるような部屋は避けましょう。

あと同じ理由で1階ではなく2階以上の部屋が良いと思います。

(2)家賃は4万円以下

親御さんに一人暮らしの生活費を出してもらっている手前、贅沢を言うことは出来ません。家賃は4万円以下でなるべく安い物件を選びましょう。

現在無職で貯金を切り崩しながら一人暮らししている私の場合、家賃は5万5千円です。もっと安くてもよかったと思っています。そして月の生活費は10万円前後です。

家賃4万円以下だったら月々10万円の仕送りで暮らしていけるはずです。

【例】
家賃:4万円
水道光熱費:8千円
光回線(光コラボ):5千円
携帯代(格安SIM):2千円
食費・日用品:1万5千円
年金・保険:2万円
予備費:1万円

合計:10万円

(3)部屋は日当たりが良くて家賃が安ければそれで良い

部屋選びには色々な条件があります。築年数、風呂トイレ別、オートロックの有無とか。

でも引きこもりの人は気にしてはいけません。ひきこもりから抜け出すために一人暮らしをするのです。自分が快適に暮らすためではありません。

住めば都。多少の不便は慣れます。

「日当たりがよくて家賃の安いところ」という条件だけに集中して、部屋選びをして下さい。

3.引きこもりが一人暮らしする時の「場所」の選び方

(1)実家から遠く離れた場所

引きこもりが一人暮らしを始めるからには、気軽に実家に戻れるような場所はやめましょう。

具体的に言うと交通費が1万円以上かかるような距離です。実家から遠く離れているので自分を知っている人がいないのも好都合です。知り合いの目も気になりません。

近いと親御さんが心配をして様子を見に来るかもしれません。親の顔を見ると気持ちが揺らぎます。連絡もできるだけしないように、してこないように言って下さい。実家を行き来・やりとりするハードルをなるべくあげましょう。

(2)太平洋側の「市」にする

さらに具体的な場所を言うと太平洋側の市が良いと思います。なぜ太平洋側かというと、先ほど述べた日当たりに理由があります。

皆さんご存知の通り、太平洋側は1年を通して晴れの日が多いです。日本海側は冬は雨や雪の日がとても多いです。

私の実家は日本海側にあります。冬のどんよりした天気に気分が落ち込むことがよくありました。日本海側はやめて太平洋側にしましょう。

あと、「市」が良いと言ったのは適度な人口密度と求人にあります。

引きこもりの人は都会のような人の多い場所に行くと、みんなが楽しそうに幸せそうに見えて落ち込むと思います。自分と比べてしまうんですね。なのでまず都会は避けたいです。

それなら「町」や「村」が良いんじゃないかと思うかもしれません。でも不便過ぎたら外出したくなくなりますよね。何より働く意欲が湧いてきた時にバイトすら探すのが難しいと困ります。

ですので、人が多過ぎず不便過ぎすバイトも見つかるであろう「市」にしましょう。家賃も安いです。

(3)徒歩または自転車圏内にスーパー、海や大きな公園がある

引きこもりの一人暮らしの原資は親御さんからの仕送りです。仕送りの範囲内で節約して生活していかなければいけません。

節約といえば自炊。食材はスーパーで調達します。

しかし、都会や地方都市以外の市に住むとなると、意外にスーパーが遠い場合があります。車があれば良いのですが、贅沢は言ってられません。

スーパーの利用頻度が1番高くなるでしょうから、少なくとも自転車圏内にスーパーがある場所を選びましょう。

そして、引きこもりを抜け出すために一人暮らしをするのですから、なるべく外に出やすい環境が近くにある方が理想的です。

例えば海や大きな公園といった自然の多いところが落ち着くと思います。人の目も気になりません。

4.一人暮らしを始めたらやること

引きこもりを抜け出すために、2年間という条件付きで仕送りを貰いながら一人暮らしを始めることになりました。

でも何からすれば良いのかわからない人が多いと思います。

そこで、何から始めてどう過ごしていけばいいのか提案したいと思います。

1年目:精神的な自立を目指す

(1)自己管理できるようになる

実家で暮らしている時は、自分の身の回りの多くのことを親にやってもらっていたと思います。食事の用意、掃除、洗濯、買い物などです。

これらのことは、一人暮らしすることによって必然的に全て自分でやらなければいけません。一人暮らしさえしてしまえば自己管理能力が身につきます。

生活リズムも同じです。毎朝決まった時間に起きて決まった時間に寝る。最初は目覚ましが必要かもしれませんが、日当たりの良い部屋で過ごしていれば自然と規則正しい生活になります。

大体の人はいきなり働けといっても難しいはずです。まずは自分の身の回りのことから徐々にできるようなりましょう。

(2)何でもいいから目標を設定し行動する

引きこもりの人が無気力で何もやる気にならないのは、今までの人生で成功体験が少なかったからではないでしょうか?

私がそうだからわかります。私はいつも嫌なことから逃げ続け、挑戦を恐れました。挑戦しなければ当然成功もありません。成功がなければ成功した時の嬉しさもわかりません。

成功した時の嬉しさがわからないから、挑戦したいと思わなくなります。何もやる気にならない無気力状態です。

この無気力状態を抜け出すためには、とにかく何でもいいから「できる」ようになることです。

小さなことでもできるようになれば嬉しいですよね?嬉しいという体験をすれば、また新しいことをできるようになりたい!と思うはずです。

実はもうこの段階では家事や規則正しい生活ができています。この調子で色んな「できること」を増やして行きましょう。

例えば、「晴れの日は散歩する」でもいいです。近くに海や公園の自然があるので、気持ちよく散歩できます。「週に2冊、図書館で借りた本を読む」でもいいです。

できることがどんどん増えれば色んなことをやってみたい欲求もどんどん高まり、いつの間にか無気力状態を抜け出しているはずです。

そして色んなやってみたいの中に「お金」が必要になることがあればこっちのもの。次は経済的な自立を目指す段階です。

2年目:経済的な自立を目指す

一人暮らしを始めて1年が経ちました。家事などの自己管理ができるようになり、他にもできることが増えるにつれて、物事に対する欲求も高まっています。

やってみたいことの中には「お金」がないとできないことも出てくるでしょう。

でも現在の状態では仕送りの中でギリギリの生活をしていますから、余裕資金がありません。それなら収入を得るしかありません。

今のあなたには頑張って収入を得ようというモチベーションが湧いています。できます。

収入を得る方法は沢山あります。正社員として就職して給料を得るのが安定していそうだし良いかもしれません。でもいきなりは難しいとおもいます。まずはバイトから始めてみましょう。

最初は週3日でもいいです。時給800円で1日8時間働くとすると時給800円×8時間×12日=月76800円の収入です。だいぶお金の余裕ができますね。これならやってみたいこともできそうです。

バイトはちょっと・・・という人はネットさえあれば家で収入を得る方法は沢山あります。クラウドソーシングやせどり、アフィリエイトなど色々あります。できそうなことから始めてみましょう。

このような流れで徐々に仕事量を増やしていけば月収10万円も見えてきます。例えばバイトを週3日から週4日に1日増やすだけで時給800円×8時間×16日=月102400円。10万円突破です。

こうなればもう仕送りは必要ありません。自分の収入だけで一人暮らしできます。経済的な自立を達成し、引きこもりを抜け出すことができました。

以上のような2年間を目標として過ごしてみてはいかがでしょうか?

5.おわりに

引きこもりの人が一人暮らしをして引きこもり状態から抜け出すの流れは次の通りです。

  • 引きこもりになると無気力になる
  • 無気力な自分を変えるのは難しい
  • ならば環境を変えるしかない=一人暮らしをする
  • 一人暮らしの部屋は「日当たりが良くて家賃の安いところ」が絶対条件
  • それ以外の部屋の条件は無視する
  • 場所は実家から遠く離れたところ。太平洋側の市が良い。
  • 近くにスーパー、海や公園などの自然がある場所
  • 一人暮らしを始めたら1年目は精神的な自立、2年目は経済的な自立を目指す。

長くなりましたが、少しでも参考になれば幸いです。

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