剥脱性口唇炎を治すための挑戦「脱刺激生活」1ヶ月目の経過報告

私は2018年9月3日に「脱刺激生活」を始めました。

脱刺激生活とは絶対に唇を水で濡らさない生活です。徹底的に唇への刺激をなくすことによって、剥脱性口唇炎が治るかどうか試しています。

脱刺激生活を開始してから1ヶ月が経過しました。ちょうどキリの良いところなので経過報告をしたいと思います。

1.今のところ改善の兆しは見られない

結論から言いますと、今のところ改善の兆しは見られません。

前回の記事の最後に「脱刺激生活を始めて1週間経過しましたが、下唇の皮が剥ける様子はありません。」と書きましたが、その4日後に端からめくれ始め、6日後には全て剥けてしまいました。

皮剥けのループは依然として続いている状況です。

期待を持たせるような終わり方をしておきながら、ガッカリさせてしまう報告になり、申し訳ないと思っております。

2.唇の様子

唇を濡らさない「脱刺激生活」1ヶ月目の唇の様子を説明していきたいと思います。

・2018年9月5日(脱刺激生活3日目)

ステロイドの影響により皮が再生しなかった部分が徐々に硬くなってきました。皮が再生するのはいいんですが、なんで硬くなるんでしょうね…

剥脱性口唇炎9月5日

・2018年9月8日(脱刺激生活6日目)

唇の皮が分厚くゴツゴツしてきました。下唇中央の皮はまだ剥ける様子がありません。

いつもなら端から皮がめくれていてもおかしくありません。「やはり水に濡らさなければ皮はめくれないのかも…」と、この時は期待していました。

剥脱性口唇炎9月8日

・2018年9月10日(脱刺激生活8日目)

唇の皮がさらに分厚くなってきました。下唇両端の皮は浮いてきて今にも取れそうです。しかし、下唇中央部分の皮はまだ定着しており、めくれる気配はありません。

硬い皮の下で正常な皮膚が再生していればいいのですが…

剥脱性口唇炎9月10日

・2018年9月12日(脱刺激生活10日目)

上唇中央と下唇両端の皮が剥がれてしまいました。上唇中央の皮が剥がれた跡は炎症しています。

そして、脱刺激生活10日目にして、ついに下唇中央部分の皮もめくれてきました。

剥脱性口唇炎9月12日

「皮を水でフヤケさせなければ、瘡蓋状の皮も定着するのではないか?」という仮説が崩れ去りました。ちょっと落ち込みました。

この2日後に下唇中央部分の皮が全て剥けてしまうのですが、自分の唇を見るのも嫌になってしまい、剥けた後の写真を撮ることができませんでした。すいません。

・2018年9月21日(脱刺激生活19日目)

脱刺激生活を開始して2回目の皮剥け後の様子です。やはり若干炎症していて、ツルッとした硬い質感ですね。正常な皮膚とは明らかに違います。

せめてこの状態で止まればまだマシなんですが、ここから硬い皮がめくれて見た目が酷い状態になるのが辛いです。

剥脱性口唇炎9月21日

・2018年9月24日(脱刺激生活22日目)

皮の端が浮いてめくれてきました。こうなると気になって気になってしょうがないです。

剥脱性口唇炎9月24日

・2018年9月26日(脱刺激生活24日目)

脱刺激生活を開始して3回目の皮剥けが終わりました。相変わらず炎症しています。見た目的にもよくありません。

剥脱性口唇炎9月26日

・2018年9月29日(脱刺激生活27日目)

脱刺激生活を開始して4回目の再生途中です。また皮が端からめくれてきていますね。

剥脱性口唇炎9月29日

・2018年10月1日(脱刺激生活29日目)

下唇中央部分の半分くらいがめくれてきました。あと2・3日もすれば全て剥けてしまうでしょう。

結局、脱刺激生活1ヶ月目は改善の兆しが見られませんでした。

剥脱性口唇炎10月1日

3.脱刺激生活1ヶ月目でわかったこと

・水を避けたからといって皮剥けは治まらない

剥脱性口唇炎の瘡蓋のような硬い皮は、水でフヤケると粘着力が弱まり剥けてしまうのではないか?という仮説は間違いでした。

水に濡れる・濡れないに関係なく皮は剥けることがわかりました。

ただ、皮が水でフヤケて何かの拍子にズルっと剥けるようなことはないので、低刺激という意味で悪くなかったと思います。

・瘡蓋が定着したら正常な皮膚が再生するかどうかは不明

唇の瘡蓋が定着し続ければ自然治癒力で徐々に治るのではないか?という仮説については、瘡蓋が定着しなかったため不明です。

私の場合、通常1週間前後のサイクルで皮が剥けます。脱刺激生活を開始して最初の皮剥けまでに12日間もかかったのは、ステロイドで唇の状態が酷くなった影響で、再生に時間を要したからだと思います。

2回目以降の皮剥けは通常の1週間サイクルに戻りました。

4.今後の方針

剥脱性口唇炎は難治性の病気です。そう簡単に治るとは思っていません。1ヶ月目は改善の兆しが見られませんでしたが、2ヶ月・3ヶ月と続けていくうちに徐々に改善する可能性はあります。

なので引き続き水で唇を濡らさない脱刺激生活を続けていこうと思います。当初の予定通り、少なくとも2018年末までは続けます。

一方で、治らなかったらどうしようか考え始めています。

正直、体の外側からの治療はやり尽くした感があります。外部からでは剥脱性口唇炎は治らないのではないか?とも思い始めました。

そうなると「体の内部」、つまり食生活や生活習慣を見直した方が良いのかもしれません。

体の内部から治すといえば、漢方がありますよね。私は漢方を試したことがないのですが、漢方で治った人っているんでしょうか?漢方って高いし、なかなか踏ん切りがつきません。

漢方で調べると剥脱性口唇炎改善実績のある漢方薬局が見つかりますが、大阪なので遠いんですよね。近かったら行きたいのになぁ…といつも眺めてます。

まぁそれはさておき、今年あと3ヶ月間を脱刺激生活だけで過ごすのは時間がもったいないので、体内からのアプローチも並行して試したいと思っています。

それでは、また何か変化がありましたら報告しますね。

※脱刺激生活2ヶ月目の報告記事を書きました。

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