剥脱性口唇炎を治すために絶対に唇を濡らさない生活=脱刺激生活をしてみる

私は剥脱性口唇炎を治すために色々な治療法を試してきました。直近ではステロイドを試しましたが効果はありませんでした。

「何をやっても剥脱性口唇炎は治らないんじゃないか?」

「剥脱性口唇炎を治すのではなく、上手く付き合っていく方法を考えるべき?」

という心の声を振り払い、冷静になって考えてみました。まだ試したことがない方法はないだろうか?

そんな時に思い浮かんだのが「絶対に唇を濡らさない生活」「脱刺激生活」です。

この記事では「絶対に唇を濡らさない生活とは?」「唇を水で濡らさない生活で治るのか?」「唇を水で濡らさない生活の問題点」などについて書き綴っていきたいと思います。

1.絶対に唇を濡らさない生活とは

絶対に唇を濡らさない生活とは、徹底的に唇を水で濡らさずに生活すること。文字通りそのままである。またの名を脱刺激生活とする。

長年、剥脱性口唇炎に悩まされ、様々な治療法を試したがことごとくダメだった当ブログ管理人じゅーはちが最終的に辿り着いた奥の手である。

【ルール】
①唇を水で濡らしてはいけない
②めくれた皮を剥いてはいけない
③めくれた余分な皮をハサミで切ってはいけない
④自然と皮が取れるのはOK
⑤期間は2018年末まで

2.唇を水で濡らさない生活で治るのか

はっきり言って治るかどうかは未知数です。確固たる根拠があって行うわけではありません。でも治るとしたらこの方法では?と思っています。

なぜなら、剥脱性口唇炎が治った人の多くは「脱保湿」で治っているからです。私は脱保湿に剥脱性口唇炎を治すヒントがあると考えました。

もちろん私も過去に脱保湿を試していますが、治りませんでした。何がいけなかったのか?おそらく「保湿さえしなければいい」という考え方がダメだったんだと思います。

・脱保湿ではなく脱刺激

剥脱性口唇炎はあらゆる刺激を避けなければいけません。その刺激の一つであるリップクリームやワセリン等での保湿をやめようというのが脱保湿です。

比較的軽度の剥脱性口唇炎なら脱保湿で効果があるのかもしれません。しかし、私のような長年にわたる重度の剥脱性口唇炎には脱保湿では不十分と考えました。

つまり、あらゆる刺激を避ける「脱刺激」をしなければいけないのでは?と思い立ったのです。

日常生活における唇への刺激といえば「水」があります。食事や風呂等、水が唇に触れないようにするのは非常に難しいことです。普通にしてたら水がついてしまいます。

私が脱保湿を試していた時も、食事や風呂で水が唇についてしまい、フヤケていました。しょうがないと思っていたのですが、ここまできたら徹底的に水を避けてみようと思います。

・瘡蓋を定着させて自然治癒力を信じる

剥脱性口唇炎はなぜ唇の皮が厚く瘡蓋のようになるのか。それは炎症した唇を治そうとしているからだと思います。必死に治そうと体が頑張っているんです。

しかし、剥脱性口唇炎で弱りきった唇にできる瘡蓋は非常に脆い。水で濡れただけでフヤケて剥がれやすくなるし、乾いたとしても端の方からめくれてきます。

例えば、水に濡れた絆創膏が乾いたとしても、粘着力が弱まって端からめくれてしまうのと同じだと思います。

治る前に瘡蓋がめくれてしまっては、いつまで経っても治りません。

だから、唇の瘡蓋を水でフヤケさせてはいけない。フヤケさせなければ粘着力が弱まらずに定着するのではないか。定着し続ければ自然治癒力で徐々に治るのではないか。

自分の仮説と自然治癒力を信じて実践してみます。

3.立ちはだかる壁

唇を水で濡らさない生活をするためには、様々な壁が立ちはだかります。普通に生活している限り、どうしても唇が濡れてしまいます。それは何としても避けなければいけません。

どのような障害があって、どうすれば回避できるのか考えていきたいと思います。

(1)食事

・食べ方について

どんな食べ物でも多かれ少なかれ水分を含みます。口に運ぶ時に食べ物が唇に触れてしまっては、瘡蓋がフヤケてしまいます。

ここで大事なのは食べ物を少量ずつ口に運ぶこと。唇に触れてしまうような大きさの食べ物を、一度に口に運んではいけません。

箸なら食べ物を掴む量を調節できます。しかし、私的には箸では問題があります。それはついつい大量の食べ物を掴んでしまうという問題です。

箸だと食べ物を掴む量が本人に委ねられるため、食事を多く早く食べたいという気持ちから無意識に大量に掴んでしまうのです。

箸ではダメだと思い、箸にかわるものがないか100均セリアに行きました。そこで見つけたのがこれです。

カニスプーン

そうです、カニを食べるあの道具です。カニフォークまたはカニスプーンという名前らしいです。食べ物はこのスプーン部分を使って食べることにしました。

カニスプーンを使えば食べ物を細長い形状のまま口に運べるので、唇に触れる危険性がかなり少なくなります。

カニスプーンで食べ物を口の奥に運び、上前歯と舌で挟みながら引き抜きます。決して唇で挟んではいけません。そうすれば唇に触れることなく食べられます。これはいけそうです。

さらにカニスプーンの良いところは、自分で食べ物の量を調節できないところです。細長いスプーン部分に乗せられる量に必ず制限されます。

このことは「水っぽい食べ物・大きい食べ物を食べたくても食べられない」に繋がります。

例えば麺類。カニスプーンで麺類を食べようと思っても、ツルツル滑ってダメでしょう。大きい食べ物もカニスプーンに乗せるのが難しいでしょう。

つまり、カニスプーンを使えば自然と唇を濡らさない食生活を実現できるということです。

・飲み方について

コップに口をつけて飲むと、唇に水分が触れてフヤケてしまいます。それを避けるために飲み物は必ずストローで飲みます。剥脱性口唇炎の方だったら一度は実践している方法だと思います。

毎回の水分補給で使う消費が激しいものなので、なるべくコスパの良いストローを選びたいところです。私はダイソーで200本入のストローを購入しました。これが1番コスパが良いと思います。

ストロー

(2)風呂・シャワー

私は普段シャワーを浴びています。シャワーを浴びてしまうと唇が濡れるのは避けられないでしょう。

だから、私はシャワーを浴びないことにしました。浴びたとしても1週間に1回程度にします。もちろん毎日の洗顔もしません。やったとしても濡れタオルで唇を避けて拭く程度にします。

汚いし臭いかもしれませんが、人に合わないし関係ありません。不快感が凄いかもしれませんが、剥脱性口唇炎が治ると思えば我慢できます。

外出など、どうしてもシャワーを浴びなければいけない時は、唇が濡れないよう顔を上に向け、手で水をガードしながらにします。

この方法は顔を濡らさずシャンプーってどうやるの?【ディープセラピー4日目】という記事を参考にしました。

試しにやってみましたが、唇を濡らすことなくシャワーを浴びることができました。濡らさずに済むならシャワーを浴びてもいいのでは?と思うかもしれません。でも、なるべく水に濡れるリスクを減らしたいので浴びないことにします。

あと、シャワーを浴びる時は短時間にするか、浴室の扉を開けっ放しにした方が良いと思います。浴室の湿気で唇がフヤケてしまう可能性があるからです。

(3)歯磨き

私的に1番の問題は歯磨きです。虫歯や歯周病になってしまうので、歯磨きをしないのは考えられません。せめて1日1回は歯磨きをしたいところです。

まずは歯磨き粉の問題。市販の歯磨き粉は発泡剤が含まれているものがほとんどです。泡で口が一杯になって唇に触れてしまいます。かといって歯磨き粉を使わないのはスッキリしません。

そこで私はジェル状の発泡剤無配合の歯磨き粉を選択しました。商品名はあえて言いませんが、amazonランキング上位のやつと言えばわかるでしょう。

これなら泡で口が一杯になることもありません。

次に、口をゆすぐ時の問題。口に水を含む時はまだいいのですが、吐き出す時にどうしても唇に水がついてしまいます。そこで利用したのが先ほどのストローです。

口に水を含む時も吐き出す時もストロー経由で行います。やり方は次の通りです。

①ストローを口に咥え、両手に貯めた水を吸う。
②ストローを咥えたまま、ストローの先端を人差し指でフタをして口をゆすぐ。
③人差し指を離してストロー経由で水を吐き出す。

慣れるまでは難しいのですが、コツを掴めば唇を濡らさずにゆすぐことができます。

ストローを奥に咥えすぎないことがポイントです。上下の歯で挟むように奥で加えるとブクブクさせることが難しいです。ストローは歯の外側で止めて唇で咥えます。そうすればブクブクしやすいです。

(4)家族

カニスプーンで食事をする、何でもストローで飲む、風呂・シャワーにも入らない、歯磨きの時もストローで口をゆすいでいる…

家族から見たら理解し難い光景でしょう。それに食事を作ってもらう立場だと、食べ物を選ぶこともできないと思います。

このように、唇を水で濡らさない生活を実現するためには家族の問題が立ちはだかります。剥脱性口唇炎に対する家族の理解と協力が必須ということです。

そもそも剥脱性口唇炎自体が他の人には理解し難い病気なので、家族と同居している方は根気強く説得するしかありません。

理解してくれないようなら、一人暮らしするのが手っ取り早いでしょう。

(5)人付き合い

会社付き合い、友達付き合い等で食事に行ったり飲み会に行ったりすることもあるでしょう。食べ物を選ぶことができないかもしれませんし、奇妙な食べ方・飲み方もすることができません。

先ほどの家族と同じように理解と協力を求めるのもアリですが、家族よりハードルが高いと思います。

人が離れていくのを覚悟で徹底的に断るか、人間関係自体を断ち切ることを視野に入れる必要があります。

(6)見た目

唇を水に濡らさない生活を続けると、脱保湿の時よりも唇の皮が肥厚し、カチカチの硬い瘡蓋で覆われることが予想されます。見た目が酷い状態になるということです。

外出時はマスクを着ければいいのですが、普通の学生や社会人だったらマスクを外さないといけない場面もあります。その時に周りの視線に耐えられるかが問題です。

鋼の心で耐えるか、引きこもるしかないでしょう。

(7)衛生面

衛生面でも問題があります。剥脱性口唇炎の唇は水で洗って清潔にしなければいけないという声があります。そうしないと細菌が繁殖する可能性があるからです。

剥脱性口唇炎でよく聞く症状の一つに黄色い瘡蓋があります。細菌が繁殖した結果ではないかと言われていますよね。

そういうタイプの人は唇を洗わない生活をするのはやめた方が良いと思います。症状が悪化する可能性が高いです。

私は黄色い瘡蓋ができるタイプではないのですが、細菌が繁殖するリスクはゼロではありません。それでも覚悟の上で挑戦したいと思います。

4.一人暮らしの無職・引きこもりだからこそできる

唇を水で濡らさない生活を続けることには様々な問題点があります。誰もが簡単に実践できることではありません。

しかし、一人暮らしの無職・引きこもりである私にならできます。

食事、風呂・シャワー、歯磨きをどんなやり方でしようとも一人暮らしなので問題ありません。無職で友達もいないので人付き合いを気にする必要もありません。引きこもりなので見た目を気にする必要もありません。

私には実践できる条件が全て揃っています。試すなら今しかありません。

もちろん治る保証はどこにもありません。しかし、誰も通ろうとしない茨の道が正解というのが世の常です。

「脱刺激で瘡蓋を定着させることができれば、自然治癒力で治るのではないか?」という自分の仮説を信じて実践してみます。

もしダメだったとしても、脱刺激は効果がないという結果が得られることに意味がある思います。(本音としてはショックで立ち直れないかもしれません…)

5.脱刺激生活1週間経過しました

ちなみに、唇を水で濡らさない脱刺激生活は2018年9月3日からスタートしています。本日でちょうど1週間です。

唇の皮はカチカチに肥厚し、唇の左右両端の皮は浮き上がって今にも取れそうな状態です。しかし、今までと明らかに違うのは剥脱性口唇炎の範囲が1番広い、下唇の中央部分です。

今まで下唇中央部分は1週間もすれば皮が硬くなり端からめくれていたのに、今は皮がめくれる様子がありません。硬い皮の状態で定着しています。

皮を水でフヤケさせなければ定着するのではないか?という考えは正解だったようです。

ここから正常な皮膚が再生するのかまだわかりませんが、根気強く継続していきます。変化が現れたらまた報告したいと思います。

※脱刺激生活の報告は下記の記事をご覧ください。

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