刻みネギの最適な冷凍保存容器と冷凍方法を編み出した(100均)

刻みネギは納豆やそばの薬味、チャーハンや麻婆豆腐の具材など、とても出番の多い食材です。出番が多いだけに毎回刻むのも大変だし、まとめて刻んで冷凍保存しておくのが楽ですよね。

しかし、刻みネギを冷凍すると、

  • 「刻みネギ同士がくっついて取り出しにくい…。」
  • 「保存容器に細かな刻みネギがくっつくし、それを捨てるのはもったいない…。」

という問題が起こるのではないでしょうか?

私もそんな悩みを抱えつつ刻みネギを冷凍保存していたのですが、最近納得のいく答えにたどり着いたので、その方法をシェアしたいと思います。

この記事では、

  • 刻みネギの最適な冷凍保存容器(100均)
  • 刻みネギの最適な冷凍方法

を紹介します。

1.セリアのコンパクトストッカー+ポリ袋が最適

私が考える刻みネギの最適な冷凍保存容器は、100円ショップセリアの「コンパクトストッカー」+「ポリ袋」の組み合わせです。

コンパクトストッカーはこちらの商品です。

コンパクトストッカー

このコンパクトストッカーに一般的なポリ袋(30cm×20cm)を組み合わせた最終形がこちらです。

コンパクトストッカー+ポリ袋

ちょっと見た目が不細工ですが、保存性・機能性ともに抜群です。この後、具体的な冷凍手順やコンパクトストッカー+ポリ袋が最適な理由を説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。

2.刻みネギの最適な冷凍方法・手順

コンパクトストッカーとポリ袋を利用した冷凍方法と手順を具体的に説明します。

①長ネギを刻む

まずは長ネギの白い部分を包丁で刻みます。お好きな刻み方で構いませんが、私はネギの繊維に沿って縦2分割してから千切りで刻みました。

刻む前の長ネギ 刻んだ後の長ネギ

②刻んだネギをポリ袋に入れて冷凍する

刻んだネギを用意したポリ袋に入れてしっかり結び、冷凍庫で冷凍します。

ポリ袋 ポリ袋に刻みネギを入れる 刻みネギを冷凍する

③冷凍した刻みネギをほぐす

刻みネギが完全に冷凍されたら、ポリ袋の上から冷凍刻みネギを指でつまみながらほぐします。軽い力でほぐれますよ。時間をかけすぎると溶けてしまうので素早く行いましょう。

※刻みネギをほぐす前

刻みネギをほぐす前

※刻みネギをほぐした後

刻みネギをほぐした後

④ポリ袋をほどいてコンパクトストッカーにセットする

刻みネギをほぐしたらポリ袋の結び目をほどいて、そのままコンパクトストッカーにセットします。

ポリ袋の上部を開いたままコンパクトストッカーに入れて、ポリ袋のはみ出た部分を外側に折り返しフタをしっかり締めて完成です。

ポリ袋の上部を開いたままコンパクトストッカーに入れるポリ袋のはみ出た部分を外側に折り返すフタを締める

3.なぜセリアのコンパクトストッカーが最適?

(1)片手でサッと振り出せる

コンパクトストッカーは上部のフタをパカっと開けて、片手でサッと冷凍刻みネギを振り出すことができます。

例えばタッパー等の保存容器だとフタの開閉に手間取ったりしますが、コンパクトストッカーならふりかけのようにさっと振り出せるのでノーストレスです。

片手でサッと振り出している様子

(2)フタに大小2つの振り出し口があって使い分けできる

コンパクトストッカーの最大の特徴は、フタに大小2つの振り出し口があることです。

  • 納豆の薬味で使うときは小さい振り出し口を使う
  • チャーハンの食材として投入するときは大きい振り出し口を使う

というように、刻みネギの消費量によって使い分けができるんですね。これがめちゃくちゃ便利なんです。

大小2つの振り出し口

また、フタの表面に大小振り出し口を判別するマークもついているので、わかりやすいです。

振り出し口を判別するマーク

(3)コンパクトストッカーLサイズは長ネギ1本分に最適な容量

コンパクトストッカーには「S・M・L」の3つのサイズがありますが、容量590mlのLサイズが長ネギ1本分に最適な容量です。

たぶんMサイズでもギリギリ入りきると思いますが、ある程度のスペースがないと刻みネギが振り出しにくくなるので、余裕をもったLサイズをおすすめします。

コンパクトストッカーLサイズ コンパクトストッカーLサイズの詳細

コンパクトストッカーLサイズに長ネギ1本分(白い部分のみ)をいれるとこんな感じで余裕をもったサイズ感になります。

余裕をもったサイズ感

4.なぜポリ袋を使うの?

「刻みネギを直接コンパクトストッカーに入れて冷凍してもいいのでは?」

と疑問に思う人もいるかもしれません。そこで、ポリ袋を使う理由を説明します。

(1)刻みネギが容器にくっつかない

刻みネギを直接コンパクトストッカーに入れて冷凍すると、次の写真のように容器に細かい刻みネギがくっついてしまいます。

細かい刻みネギが容器にくっついている

めちゃくちゃくっつくというわけではないので、気にならない人は気にならないかもしれませんが、私は貧乏性なのでもったいなく感じてしまうんですよね。

ポリ袋を介して入れれば容器に刻みネギがくっつくこともありませんし、1粒残らず綺麗に使い切ることができますよ。容器にくっつかないので洗い物も楽になります。

(2)刻みネギの入れ替えが簡単

家族の人数が多いご家庭は、刻みネギの消費ペースも早いと思います。その場合、ポリ袋に入れた刻みネギをストックしておいて、刻みネギがなくなったタイミングでポリ袋ごと入れ替えてしまえばいいので簡単です。

ポリ袋を介しているので容器も汚れませんし、入れ替えのたびに容器を洗う必要もありません。厳密にいうとフタの裏側にネギが触れますが、洗う必要があるほど汚れません。3~4回入れ替えたら容器を洗うくらいの感覚で十分だと思います。

(3)刻みネギをほぐしやすい

刻みネギを直接コンパクトストッカーに入れて冷凍すると、固まった刻みネギをほぐすのが困難になります。

冷凍過程で1時間ごとにシャカシャカ振ればできないこともないですが、面倒ですし忘れることもあります。そして何よりも容器に刻みネギがくっついてしまいます。

一方、ポリ袋に入れて刻みネギを冷凍すれば、ポリ袋ごとほぐせて手間もかかりませんし簡単ですよ。

5.セリアの「シャカシャカねぎポット」はおすすめしない

セリアでは、冷凍ネギをサッと手軽にかけられる「シャカシャカねぎポット」という保存容器が販売されています。シャカシャカねぎポットは中に「すのこ」が入っており、振ればネギがバラけるという容器です。

シャカシャカねぎポット シャカシャカねぎポットのすのこ

このシャカシャカねぎポットですが、「万能ねぎ」を想定して作られています。「長ネギ」の刻みネギには全く向いていないのでおすすめできません。すのこの隙間に刻みネギが入り込みますし、振ってもバラけにくいです。

私も最初はこのシャカシャカねぎポットを利用していたのですが、コンパクトストッカー+ポリ袋の方が機能的・衛生的なのでおすすめです。

6.まとめ

  • 冷凍刻みネギの保存容器は「セリアのコンパクトストッカー+ポリ袋」が最適
  • コンパクトストッカーは片手でサッと振り出せる
  • コンパクトストッカーは大小2つの振り出し口があって機能的
  • コンパクトストッカーLサイズは長ネギ1本分に最適な容量
  • ポリ袋を介することで刻みネギが容器にくっつかないし洗い物が楽
  • ポリ袋を使えば刻みネギの入れ替えが簡単
  • ポリ袋を使えば刻みネギをほぐしやすい

セリアのコンパクトストッカー+ポリ袋で刻みネギを冷凍保存して、快適な食生活を送りましょう。

また、私が自信を持っておすすめできるセリアの商品を次の記事で紹介しています。興味のある方は合わせてご覧ください。

以上、刻みネギの最適な冷凍保存容器と冷凍方法を編み出した(100均)…の紹介でした。

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